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©2025 数学クラブ http://sugaku.club/
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● 展開と因数分解を利用した証明
[1C3-00]
連続する2つの偶数で,大きい方の数の2乗から小さい方の数の2乗をひいた差が,4の倍数になることを証明しなさい.
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【解答例】
連続する2つの偶数で,大きい方の数の2乗から小さい方の数の2乗をひいた差が,4の倍数になることを証明しなさい.
連続する2つの偶数は,整数
n
を使って,
2
n
, 2
n
+2
と表すことができる.
大きい方の数の2乗から小さい方の数の2乗をひいた差は,
2
2
(
2
n
+
2
)
−
(
2
n
)
2
2
=
(
4
n
+
8
n
+
4
)
−
4
n
=
4
(
2
n
+
1
)
であるから,
4の倍数になる.